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放射線の照射位置による影響

HOME>治療>放射線の照射位置による影響

イギリスのマンチェスターがん研究センターの研究によると、放射線治療において、放射線のあたる位置によって、腫瘍周辺の期間に悪影響を与える可能性があると発表がありました。

放射線治療を実施するに当たり、患者の体をスキャンして、腫瘍の正確な大きさと位置を特定します。

イメージングを使用することで、がんの標的をもっと正確にし、放射線治療をより効果的にすることができます。

しかし、ほんの少しの位置のズレが生存にどのような影響を及ぼすのかを調査しました。

研究では、非小細胞肺癌の放射線療法を受けている780人を対象に、画像の誤差が5mm以内にある事を確認しました。

そして、この画像を元にしてて放射線がどれくらい正確に照射されたかを評価し、それが心臓に近づいているか遠く離れているかを判断しました。

その結果、放射線が心臓に向かってわずかに近づいていた患者は、心臓から同様のわずかに心臓から離れていた患者よりも死亡する可能性が30%高いことが判明しました。

また、177人の喉がん患者を対象に分析を行ったところ、患者の年齢などの他の要因を考慮した後でさえも、さらに大きな差(約50%)があることがわかりました。

特に腫瘍が心臓のような重要な器官に近い時には、誤差がごくわずかであっても、患者の生存の機会に大きな影響を及ぼす可能性があるとしています。

ですから、患者をより頻繁に撮像し、その位置の精度を高くすることで、誤差を縮小し、心臓に届く放射線の線量を減らし、不必要な損傷を避けることができるそうです。

出典;欧州放射線治療腫瘍学会

参考にしたサイト:HealthDay

放射線治療は、面で照射する方法とピンポイントで照射する方法があります。
また、外部からの放射と内部からの放射する方法があります。
しかし、いずれにしても、放射線はDNAを破壊しますので、本来なら癌腫瘍だけに照射される事が望ましい事です。
そのような状態に近づけるためには、画像診断が有効になりますが、誤差が生じる事も事実なので、多くの画像を取得してリスクを減らす方が良いのだと思います。

ビタミンDサプリで肺疾患増悪の4割低下
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テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

  1. 2018/04/28(土) 14:56:30|
  2. 治療
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肺癌治療薬の生存期間の比較

HOME>>肺癌治療薬の生存期間の比較

MSD株式会社の親会社である米国のMerck社の発表によると、KEYTRUDA(一般名:ペムブロリズマブ)は、プラチナ製剤併用療法より有意に全生存期間が延長されたと報告がありました。

局所進行または転移性非小細胞肺がん(NSCLC、非扁平上皮および扁平上皮がん)に対する初回治療として、抗PD-L1抗体のKEYTRUDAの単独療法を評価する第3相検証試験において、PD-L1発現の割合(TPS(発現率):腫瘍細胞のうちPD-L1陽性細胞の割合)が1%以上の患者において、KEYTRUDAではプラチナ製剤併用化学療法(カルボプラチン+パクリタキセルまたはカルボプラチン+ペメトレキセド)と比較して全生存期間が有意に延長したことが示されました。

TPSが50%以上の患者、TPSが20%以上の患者、TPSが1%以上の全患者でOSの有意な延長が示されました。

米国において、KEYTRUDAはNSCLCの基本治療となるもので、転移性NSCLCに対する単独療法や化学療法との併用療法で全生存期間の延長が一貫して認められています。

KEYTRUDAは、腫瘍細胞を検出し攻撃する体の免疫機能を向上させる、抗PD-1抗体です。
PD-1とそのリガンドであるPD-L1およびPD-L2の相互作用を阻害することで、腫瘍細胞と正常細胞の両方に作用するTリンパ球を活性化させる、ヒト化モノクローナル抗体です。

KEYTRUDAは、日本ではキイトルーダとして、根治切除不能な悪性黒色腫、PD-L1陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫、がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌の効能・効果で承認されています。

NSCLCには、上皮性肺がんのうち、小細胞肺がん(SCLC)を除くすべてのタイプが含まれる。

全生存期間(OS):状態はともかく何年生きたのか
無増悪生存期間(PFS):病勢の進行を止めた期間

PD-1:T細胞に発現する物質
PD-L1:がん細胞に発現する物質でT細胞の働きを妨害する

参考にしたサイト:MSD

日本では、切除不能な非小細胞肺癌が適応症ですので、肺癌が発見された初回の治療にすべて適応できるか否か分かりませんが、初めての治療を行う場合、PD-L1陽性であれば、キイトルーダの単独治療、又は、キイトルーダと化学療法の併用治療の選択が、長生きできる治療法と言う事になります。

しかし、同じ病気でも人によって様々ですから、医師とじっくりと相談して治療法の選択をする事が大切だと思います。

多剤耐性肺結核 新薬 サチュロ錠
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テーマ:薬・医者・病院等 - ジャンル:心と身体

  1. 2018/04/21(土) 18:12:25|
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多剤耐性肺結核 新薬 サチュロ錠

HOME>>多剤耐性肺結核 新薬 サチュロ錠

承認日:2018年1月

商品名:サチュロ錠100mg

一般名:ベダキリンフマル酸塩

製造販売元:ヤンセンファーマ

禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果
多剤耐性肺結核

用法及び用量
通常、成人には投与開始から2週間はベダキリンとして1日1回400mgを食直後に経口投与する。その後、3週以降は、
ベダキリンとして1回200mgを週3回、48時間以上の間隔をあけて食直後に経口投与する。

1、本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現を防ぐため、原則として他の抗結核薬及び本剤に対する感受性(耐
性)を確認し、感受性を有する既存の抗結核薬3剤以上に本剤を上乗せして併用すること。
2、本剤の投与期間は原則として6箇月であり、この期間を超えて使用する場合、リスクとベネフィットを考慮して投与の継続を慎重に判断すること。

慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
1、QT延長のある患者
2、QT延長を起こしやすい下記の患者
3、QT延長を起こすことが知られている薬剤を服用している患者

重大な副作用
QT延長、肝機能障害

副作用
肝機能異常、血沈亢進、ざ瘡、頭痛、浮動性めまい、悪心、嘔吐、下痢、トランスアミナーゼ上昇、関節痛、筋肉痛

サチュロ錠は、既存の治療薬とは違う作用をします。
結核菌のエネルギー生成に必須のアデノシン5-三リン酸合成酵素を特異的に阻害し、増殖期及び休眠期の結核菌のいずれに対しても抗菌活性を示すとされています。

参考にしたサイト:ミクスonline及びヤンセンファーマ
非小細胞肺がん 新薬テセントリク 承認
肺結核初期治療での薬服用タイミング
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テーマ:薬・医者・病院等 - ジャンル:心と身体

  1. 2018/04/18(水) 11:29:15|
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